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執筆者の写真にじのき保育園

小さなお楽しみ会2021

12/11は、小さな音楽会(発表会)でした。


今回は、事前に保護者の皆様にアンケートを出してどういう形で行いたいかを聞いた後に職員たちで行事のあり方を再確認しました。


保護者の皆様が望んでること、私たちが望んでることをすり合わせる。


それがこの2年でにじのき保育園が改めて大切で保護者の皆様と一緒に歩んでこれたからこそできた形だなと思ってます。


保護者と職員の気持ちのすり合わせと言ってますが、子どもたちを置き去りにしてるわけではありません。


子どもたちの日常ありきで、おうちの姿、保育園の姿、そして園の理念の3軸を踏まえてすり合わせていきます。


にじのき保育園は、0、1、2歳17名の小さい保育園ですが、うちの年長にあたる2歳は「これがやりたい!」「これを使いたい」など気持ちを言葉にしながら対話をします。今回も日常の興味から、保育士等が子どもたちと対話して内容を決めました。


大好きな「もりのふゆじたく」という絵本から公園ではふゆじたく遊びを通して枯れ葉や自然物に触れ合い、楽しんでいました。


そこから今回のテーマは「ふゆごもり」というテーマになりました。




保育士等は、子どもたちがやりたいものをどう具現化して、その世界観の空間を作りあげるかを大切してます。


子どもたちに保育士等が試されるところです。


にじのき保育園は、ワンフロアの狭い保育園で、デメリットはたくさんあります。


その1つのデメリットは「狭い」。


ですが、デメリットの「狭い」も私たちは狭いから空間や世界観は作りやすいと思ってます。4年間やって、結局自分たちがどう考えるかだなと思いました。


そして、今回職員たちが子どもたちと話して、それを見せたいという想いで提案してきたことが、「森と外の遊びをそのまま表現するためにステージ上に本物枯れ葉で埋め尽くす」という内容でした。


おぉシンプルかつ大胆な提案ですね。笑うしかなかったです。


保護者の皆様が座る場所は、さすがにリアル枯れ葉ではなく子どもたちや保育士等が活動で遊んで作った葉っぱになりましたが、それ以外のところは枯れ葉を使い、部屋の中なのに匂いまで森や戸外を連想させる空間ができました。




本番、いくら日常の活動からみんなで作っていても、大人に見られて泣いてしまったり、恥ずかしくなったり、緊張したり、逆にいつも以上の姿を見せられたりとお子さん一人ひとり姿が違います。




ですが、それが「今」の大切な姿です。保護者の皆様もそれを理解して下さってるので、その姿を大切にしてくださいます。




「上手にできた」「スムーズにできた」なんてにじのき保育園では求めてません。まず誰が基準の上手か、スムーズかもわからないことより、今しか出せない、行動、感情、表情、言葉などの表現一つひとつを大切にしたい。






もっと人間味を出していける場所で保育園がなれたら良いなと思います。



今回の色々な姿から大人も子どもたちも来週はどう成長していくのか。


共に過ごし、共に育ちあっていきます。




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